訓練プログラム一覧

幼児教育・保育関連トピックス

子ども達のために安全な環境を作り、ケガや病気の発生を予防することに重点を置いたプログラムです。このプログラムは緊急時の対応ではなく、緊急事態が発生しないようにするための予防や安全性の確保を目的にしています。

主として乳児、小児を預かる施設や保育士、職員の安全性を高めるために必要な項目をインストラクターのリードで話合い、先進国の例を参考に受講者諸氏の保育環境の見直しや改善のきっかけとなってくれることを目標にディスカッション形式で相互学習を目的としたプログラムです。

2009年4月に改訂・施行された保育所保育指針では、応急手当の項目だけではなく、子どもの面倒をみるときに必要な知識や情報などを得るための研修を受けるようにという内容の記載がありますので、幼児教育・保育関連トピックス・サプルメントは、まさにこの奨励事項をカバーするものでもあります。

幼稚園教諭、保育士、家庭内保育者はもとより、親や祖父母など、乳児、小児に責任を持つ人々が、健康上のリスクを管理し問題発生を予防していく手段を考える手助けをいたします。

幼児教育・保育関連トピックス・パンフレット

受講者用資料

全編47ページの受講者用資料が配付されます。

壁掛け用認定証書

コースを満足に修了すると修了証書がその場で発行されます。
  • 有効期限は2年間

企業/組織内認定証書

オプションで施設、組織内に複数の職員が訓練を受けたことを表示する「修了証書」も発行することができます。

幼児教育・保育関連トピックス講習の概要

受講対象
  • 保育施設や保育士、スタッフ
  • 幼児送迎用バスの運転手
  • ベビーシッター
  • 父母、祖父母
  • 乳児・小児の健康や安全関連の知識を身につけたい人々
講習の条件 指導員1名に対して受講者最大24名まで
インストラクター使用教材 トピック進行用パワーポイント資料
受講者使用教材 全編47ページの受講者用資料
所要時間 2~3時間

コースで提供される講習内容

  • 子供の虐待とネグレクト
  • 乳児突然死症候群(SIDS)
  • 車内の安全
  • 歩行者と自転車の安全
  • 溺水の予防
  • 中毒の予防
  • チョーキング(のど詰まり)の予防
  • 転倒の予防
  • 火事とやけどの予防
  • 寒冷障害の予防
  • 予防接種
  • 薬品の取り扱いと管理・投与
  • 病気が伝染する要因
  • 日常的な健康チェック
  • 手洗いの手順
  • おむつの交換手順
  • 設備や什器の消毒
  • 食べ物の取り扱いと滋養
  • 遠足
  • 緊急事態と避難の準備
  • 消火器の操作
  • 戸外の安全
  • 動物の周囲での安全
  • 室内での安全
  • おもちゃの安全
  • 一般的な安全

受講者からのコメント

2016年1月受講
今までの自分の知識がどれだけ甘かったのか、お話を聞いて感じました。知っているつもりでいた事がどれだけ今後の保育活動において恐ろしいか、今知ることができて良かったです。講習中もガチガチして受けるだけでなく、意見を言い合いながらでしたのであきませんでした。
2015年11月受講
このような研修を初めて受けましたが、とても役に立つ話ばかりで明日から実践していける内容でした。「絶対にこうしなければならない!!」のではないので受け入れやすかったです。一日ありがとうございました。
2015年10月受講
今回の講習では、実践があり頭の中で理解していると思っていたこともいざ実践となるとパニックになってしまい、動けないということを改めて実感しました。簡単なことができなくなるということを実践できとてもよかったです。それぞれの役割分担を決めておこうと思いました。開園の前に職員と一緒に同じ内容について意見を出し合うことができたことはとても今後の保育に役立つと思いました。この研修を受講したことで職員間の意識の共有ができコミュニケーションもとれスムーズなスタートができそうです。有難うございました。
2014年8月受講
子供達のために安全な環境をつくることにおいて自分では気をつけているつもりだったが、今回講習を受けてみて改めて気付かされることがたくさんあり、明日からの保育にすぐに生かしたいと思いました。知っていても忘れてしまったりすることもあると思うので、今回いただけた参考資料をすぐに見ることが出来るようにての届くところに保管し、困った時に使いたいと思います。
2014年8月受講
実際にあった話や体験談などを交えて講義頂いたので、分かりやすくて良かったです。消毒・殺菌について、今後はもっと念入りに行っていこうと思います。ありがとうございました。